sisam
「シサム」とはアイヌ語で「よき隣人」という意味です。
学生時代に人権や貧困問題と出会い、アジア、アフリカを旅した水野泰平氏が、
同じ地球上に暮らす社会経済的に立場の弱い人たちとより良い形でつながって生きていきたい、
と強い想いを持ったのが始まりです。
創業以来、オリジナル商品の開発を行い、商品の質やデザイン、空間演出にこだわりながら、
一貫してフェアトレードにチャリティでなく、事業として取り組んでいます。
シサム工房は、「化学繊維でなく、天然繊維を、」という強いこだわりを持って
コットンのオーガニックコットンの取扱いを、大幅に増やしています。
育てる人 作る人 そして 地球を大切にしてできた 服を着ること
それこそが 大切なバリューであり みなさんの心をほっと温かくできると思っています。
オーガニックコットンを栽培してくれているのは、綿の栽培が盛んなインド中央部の3州にある農民組合の作り手です。
彼らの栽培するコットンは、農薬や化学肥料、遺伝子組み換えの種を使っていない、オーガニック農法のみで栽培しています。
農家の女性たちは綿を栽培するだけでなく、農業指導を村に広げる役割も担っています。
村の中で女性が重要な役職や役割をもつことで、地域や家庭における彼女たちの立場が向上していくのだそうです。
シサム工房の取扱い品は、均質なものでも、機械的に大量に作ることのできる商品でもありません。
手仕事の跡が残ったものになります。
それが未熟な証だとしても、シサム工房が目指すところは、貧困から抜け出す為に、今持てる技術の限りに生産に取組む生産者たちに継続的に仕事を注文していくことであり、手仕事で作られたものの個性や多少のことを受容する価値感を社会に広げていくことです。
ぜひ、みなさまにもシサム工房の質への考え方、姿勢についてご了承いただいた上で、お買いものをして頂ければと思います。
そしてお買いものを通して、生産者たちの暮らしを支え、新たな価値を楽しんでいただければと願っております。
| フェアトレード宣言 ~フェアトレード10基準に沿った調達コード及び人権・環境ポリシー ~
シサム工房は、作り手・売り手・買い手・社会・地球環境の「5方良し」を目指し
「フェアトレード10基準」に基づき、SDGsの達成に寄与する事業を行っています。