化学物質過敏症からの回復のために…




<生活上の注意点・工夫>

●家の中の化学物質発生源を探す

家の中には、意外に沢山、化学物質がある。芳香剤、防虫剤、臭いのあるプラスチック製品、香水、洗剤、香料入り柔軟剤、化粧品、マニュキュア、ヘアカラー、白髪染剤、整髪料、スプレー類、ペイントした小物、家具の塗装剤、接着剤、タバコ、線香、蚊取り線香、床ワックス、カビとり剤、農薬(殺虫剤、除草剤)、建材床材、壁材、天井材、青い畳など。



●ある物が、感作の原因の可能性があると思ったら処分する

処分できない場合は、ポリエチレンなどの袋で二重に包み、セロテープや輪ゴムで密封して、できるだけ離れたところに保管する。



●化学的に合成された製品から天然自然の製品に移行する

一般的な化学合成の洗剤を植物油から作られた石鹸系の洗剤に替える。(洗剤という言葉は、一般的に化学合成の洗剤と云う意味で使うが、ここでは、単に洗濯用の洗浄剤と云うことにする)



●使えるもの使えないもの

香料は化学合成系、ナチュラル素材含めて使用しない。(植物エッセンス、お香)筆記具では、マジックペン類は使用しない。接着テープは、セロテープは使える可能性が高い。ガムテープ、ビニールテープ類は使用しない。塩化ビニールは使用しない。 ポリ袋はPE:ポエチレン、PP:ポリプロピレンは使える可能性が高い。 輪ゴム、クレープ紙(茶紙)、ポリ系や綿製の紐は使える可能性高い。印刷物は、カラーグラビアなど光沢のある物は避ける。インクが染み込みやすいマット系の紙は使える。白黒印刷は比較的大丈夫。新聞は印刷してから時間が経っていないので、できるだけ避ける。

*どうしても読まなくてはならない印刷物は2~3時間、直射日光に当てて、しばらくしてから読む。



●家具の臭いが辛い

できるだけ処分する、又は遠ざける。できない時は、毛布など厚地の生地ですっぽりと覆う。




●衣類について

購入した衣類は、必ず洗ってから着ること。臭いが感じるようであれば、40度以上の高温水に浸けて5~10分おいてから水洗いして、脱水後、日に干す。洗えない衣類は、日に干し、風を当てる。
注意:お湯で洗うなどの作業は、患者さん本人はしないようにすること。化学物質の蒸気をまともに受けてしまうので危険です。

*クリーニング店のドライクリーニングは不可。(化学溶剤を使って洗っています)



●タオル、ハンカチなど

できるだけ染色などしていない生成りの物を選ぶ。


●生理用ナプキン>

使い捨てナプキンより生成りの綿製の布ナプキンを使う。



●化学物質を排せつする

安全な水を十分に摂る。入浴、運動して汗をかく。ビタミンC,B群、カルシウム、マグネシウムを意識して摂る。良質な有機野菜や果物、海藻類をバランスよく食べる。繊維質の食品をしっかり摂り、便秘を避ける。早寝、早起き、食事、排便のリズムを維持する。身体を冷やさないように着衣に気を配り、手足を積極的に動かすなどして、血行を良くする工夫をする。



●精神面の工夫

趣味や生き甲斐をみつける。何事もストレスにならないように、気持ちを切り替える工夫をする。できるだけ笑える工夫をする。(ペットで和む方もいます。)顔を緩めて微笑む。

*微笑みの表情を作ると顔の筋肉や筋が脳に伝わり、和みホルモンが出て、微笑みの気分をもたらす。色々なものに感作するのを、怖がらないで何が原因か探し出すことを面白がる意識に変える。(感作したものを記録しておくと役立つ)感作したものは、基本的に体に良くない、ダメージになる物質であり、身体が有効に防衛していると考える。(感じない一般の人たちは、無防備に体に取り入れてしまっているのでCSにはならなくても違う形で病気になる可能性がある。CSの患者さんは、優秀な「人体害毒検知器」を持っているので身体全体にとっては安全である)

※ 上記内容は、NOC日本オーガニックコットン流通機構より引用しています。
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